前回のアルバムを聴いたときは優しいなぁって感じた。
かなめさんの素の優しさが溢れていてホロっとした。

今回は、それよりももう少し攻めた熱い思いを感じた。
ザ・涼風真世(笑)が満載。

いきなり台詞で始まった♪地球の涙。
優しい声だけど厳しい言葉。
こんなミュージカルありそう。
sola運動とかありましたねぇ・・・先生。遠い目。
メッセージ性が強い1曲。テーマが地球ですから壮大。
その壮大さに負けない力強い歌声とメロディ。勢いのある気持ちが声が響いて快感。
しかし、難しいメロディlineだなぁ。
インタビューの中に小池先生の歌詞が、譜面に書いてあるひらがなより台本の漢字の方が先生の言霊が込められていると言ってましたが、ナルホドと。

♪眠りの果て♪は好きだよ(^_-)-☆
しっとりとちょっと哀しくなりますが。歌い繋いでほしいです。

そこからのロミジュリより♪愛(エメ)♪
ド直球な愛です。
ロミオの声は、どこかで聞いたようなでも聞いたことのない声色。
ロミオを演じていたらこんな声で歌っていたのでしょうか。
今だから作れるロミオな声ですかね。
変わっていないようでやっぱり変わっている低音ボイス。
いや、見たことのない役だから聞いたことのない声なのか・・・。あーなんかややこしい。
ジュリエットは細くて高い。おそろしく澄んだ声♪このままいくのかぁいったぁって(笑)
コーラスも本人だそーで。すごい企画。誰、これ考えたの。やっちゃうのもすごいっ!!

3曲目は♪愛の面影♪
一番意外だった曲。なつめさーん(T_T)。
やっばりなーちゃんの声で再生されるのでちょっと違和感かな。切って切って歌ってらっしゃったから。伸びるぅぅぅって(笑)。
でも、かなめさんのフェルゼン様もよいかもねぇ・・・と。
かなめさん相手にオスカルする人が思い浮かばないけど。アントワネット様も(笑)。
一途な愛ですよね。

♪闇が広がる♪は、これまた一人ヤミヒロ。
トートは低いってぇ・・・これまた男役涼風真世を超えてる。
年月を経て今だから出る声。以下、ロミジュリ欄に戻る(笑)。
♪側にいてやろぉぉが好き!!
ルドルフの声はタータンっぽい。ちょっと幼い気がします。
ああ・・どっちも演じてるのみたいな。

これ、コンサート、どうしますかね。分身の術取得してください。

5曲目が安定の玉木さん。
現役時代から歌ってましたっけ。何度も聞いていますが、pianoのみってのがいいですね。

♪Forever Loveは、何度聞いてもいいなぁ。
ちょっと伏目で歌いだすんですよねぇ・・・
って頭の中に伏目で舌ぺろってするかなめさんが頭に浮かびました。
力強い歌声の中にちょっと哀しみがプラスされて大好物です。
今までの中で一番熱い♪Forever Loveかも。

♪愛したことだけは
こちらも一人ミュージカル。
何度も書いているかもですが、M.Aのマリーは、かなめさんが演じた女性の中で一番好きなんですよねぇ。あんまり評判はよくなかった世界観も含めて。
他にはあまり感じない生の部分や色気を感じたからかな特別なのかもですけどね。
どうすればよかったか・・・いつの間にか憎まれている私。
そんな歌詞が、そんなこと言ってるからあかんのだよぉって突っ込む人も多かったのも知ってるケド。
私はあののほほんとした人が良いルイが悪いと思ってます(笑)
過去を振り返り後悔と寂しさの中の唯一の光のような出会い。そこに被さるフェルセンの声。
こちらの声も以下同文(笑)。
ちゃんとそこにフェルセンおります。

♪無縁坂
カバー曲の時って、元の歌手の歌い方に似せてる?って思う時があるのだけど、この歌に関してはなかったですね。名曲だし好きな曲なんですが、イメージが違ってさださんの声が思い出せない(笑)。
よく聞いていたのが子供の時だったので改めて聞くと哀しい・・・(T_T)

♪A-YU-MI
えっと、これで最後かと錯覚しました(笑)。
40周年、集大成っていうにゃこれで締めくくっても。
素直なかなめさん。肩の力が抜けた歌声も素敵です。かわいいし。
あっ、かわいいって初めて書いてる(^^♪

♪やさしさに包まれたなら
唯一アップテンポな軽い曲で、クールダウンですかね。
荒井由美さん時代のユーミンは知らないのですが、この曲調って中央フリーウェイと似てる?

♪マイ・ウエイ
これも、ディナーショーで一時期よく歌ってましたね。
ストライクな歌詞。
オンリーワンなかなめさんの生き方に、あて書きかと思うぐらいのぴったり感。
ずっとずっと好きに(笑)歌ってください。付いていきます。

♪LOVER'S GREEN
優しい声色。
劇中ではもう少し強い声で大人数の人に説得するように歌っていたと。
力の限りっていう力みなく、ハーミアにささやくように歌っているかな。
退団後初めてこの曲を初めて歌ってくれた時にゃ涙もん。
サヨナラショーの時の体感がよみがえっちゃう。もう何年前の話だよってことですけど。
まあ、さすがに慣れましたがロングトーンの箇所はちょっとだけうわぁって思う( 一一)。
名曲です。

最後は♪空だけはそこにある
New Vocal versionらしいです。
ずっと歌い続けていくんだろうなぁって感じます。
比べて聞いてはいないけれど、つややかに伸びる声が気持ちがいい一曲。
空写真に込める思いから出来上がったこの一曲はかなめさんの信念がつまってます。

低音ボイスを楽しめるミュージカル曲もいいですが、役に入らずに伸びやかに歌う歌もいい。
まあ、どっちでもいいってことなんですけど。
退団してしばらくは宝塚の曲は歌わなかったし、歌うようになってしばらくしてからは、宝塚の男役の歌よりもその時にやっていたミュージカルの歌の方が楽なのかなって感じる時期もあったけど、もうなんでもござれって感じ。


「喉のしがらみ解き放った」をそんなことを口にする。そこまで言えるまで頑張ってきたんだなぁと
尊敬する。表現したい人物がいて、その役の色を声色で表現するシンプルにそう考えてそれができちゃうって普通じゃ出来ないんじゃないでしょ。
いろいろ乗り越えての現在で、↑な境地なんですよねってのがおなか一杯になるCDでございました。

ありがとぉ・・・ふぁんは幸せです。

11日のライブも楽しみ♪にしてますっ。